こんにちは、佐藤碧と申します。大学生です。夏休みにゴールドコースを利用してニューヨーク留学へ行きました。私は小さい頃から歌が大好きで、一度憧れの街ニューヨークで勉強してみたいと思い、留学することを決めました。

二週間を過ごしたアパートです。電車一本でマンハッタンに出ることが出来る便利な場所でした。
居住者さんは日本人の方が多く、アメリカと韓国の方もいらっしゃいましたが、皆さん日本語が話せたので安心でした。ニューヨークに来るのが初めてで分からないことばかりの私に色々なことを教えてくださってとても助けられました。
アパートのあるQueens地区はアジアやエスニック系の方が多いので、なまりのある英語や知らない言語が飛び交っていて驚きました。まさに“人種のるつぼ”を体感できた気がしました。

Kevin先生の自宅レッスンスタジオのある駅周辺です。
レッスンでは、多くのことを学び、今まで気がつかなかった新しい発見もありました。中でも私にとって印象的だったことは、テンポもメロディも自分の思うまま好きなように歌ってみるということに初めて挑戦したことです。突然先生に自由に歌ってと言われて出来るのか不安でしたが、やってみたら楽しかったです。歌の新しい楽しみ方を知りました。そして歌を、音楽を楽しむことを教えて頂きました。
Kevin先生は優しく寛大で、良いところは沢山褒めてくださるとても素敵な方でした。最後にメッセージ付きでくださった先生のCDは私の宝物です。先生からの励ましの言葉には勇気をもらいました。素敵な先生に出会えて良かったと心から思っています。

Village Undergroundというライブハウスでオープンマイクに参加しました。ここではギター、ベース、キーボード、ドラム、パーカッションとフルバンドで演奏してもらえます。バンドメンバーの方々がとても上手で格好良くて感動しました。身体の内側から音が生み出されているようでした。

他のオープンマイク参加者の方々も上手でお客さんも大勢だったので、自分が歌うときにはとても緊張してしまいました。ステージに立つと緊張で身体が思うように動きませんでした。
それでもお客さんたちが途中でハモりを入れてくれて、ニューヨークの人たちの音楽との距離の近さを実感しました。また、終わった後にgood try!、good job!などと声をかけてくださる方がいて向こうの人の温かさを感じました。
初めて会った人々と音楽を共有するのは新鮮で楽しかったです。とても上手なミュージシャンの方々と演奏できる貴重な体験でした。

二度目のオープンマイクはDon’t Tell Mamaというところで歌わせて頂きました。ここではピアノと歌でのパフォーマンスが行われています。落ち着いた雰囲気でした。 一回目よりは落ち着いて楽しみながら歌うことが出来ました。ピアノを弾いてくださる方が感情を込めて弾いてくださる方だったので、私も自然と気持ちを歌にのせて表現することが出来ました。ここのお客さんも優しくて、歌の途中で盛り上げてくださる方や、終わった後に優しい言葉をかけてくださる方もいました。

Rennert語学学校のあるGrand Central Terminalです。 語学学校には様々な国の生徒さんたちがいました。国籍の違う人々と英語という一つの言語を使ってコミュニケーションをとることは、難しさもありましたが面白かったです。先生も生徒さんも良い方ばかりでした。
授業は10人以下の少人数のクラスで行われます。先生と生徒の距離が近くてアットホームな雰囲気でした。初めの頃、自信が無かった私はとても積極的なクラスメイト達の勢いに負けてしまい、悔しい思いをしました。しかし、それがバネになり気合いが入り、恥ずかしさや遠慮を捨てて沢山話す努力をしました。流暢に英語を話せなくても、学びたい、コミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せることが大事なのだと気がつきました。最終日には、最初より沢山話せるようになったと先生に褒めてもらえて嬉しかったです。大変でしたが多くのことを学ぶことが出来ました。素敵な学校でした。

お小遣いは500ドル程度で良いと思います。
ニューヨークには何かに挑戦している人が沢山いました。自分で何かをしたいと思って行動すれば、沢山のことが出来ます。逆に、ただ受け身で何かが来るのを待っているのでは何も出来ない、そのような場所だったなと私は思います。私もハングリー精神を持って様々なことに取り組まなければならないのだ、と強く感じました。ニューヨークで得た沢山のことをしっかりと今後の生活に活かそうと思います。そして、また絶対にニューヨークに行きたいと強く思っています。 挑戦してみたい、と思う方はぜひ行ってみてください。